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ながいはなし

私は、安っぽい映画でしか泣けない日本は悲しいと思う。映画は心の鏡なんだから、
やすっぽい映画で感動する人は、やすっぽい人って思われても仕方ない確率1000%だと思う。
泣いたり感動したりは、もうええ年なんだから、気安くするもんじゃないし、それでもするっていうからにゃあ、自分なりにそのオトシマエを考えます。(なぜ私は感動しちまったのか?それは、私的にはオッケーな理由なのか?) それでも、何が何やわからへん!っていう つーって流れる涙。そう、こういう涙はあふれずにつーって流れるよね。 このいい年した30女の恋愛以外のつーっていう涙は、本当に貴重です。たとえこの日記が日本ボランテイア協会のまわしものっぽくなって、なんだよ、ちょっと病院でチェブラーシカ上映したくらいで語んじゃねーよって言う人をしばき回したとしても、1回、こういう活動を、どんな人が、どんな支援を、どんな企業からいただいてやっているのか、私は興味を持ってもいいと思う。そして一回参加してみてもいいと思う。私もぜんぜん知らなかったし、今でも(エセ)なので、まだ小児科どまりです。大人のところには、怖くていけません。壮絶そうな気がします。まだ無理です。   (私ってなんで生きてんのかなー?)ってよくある疑問だけど、月並みながら、人のために役立ってるっていうのは、たとえ自己満足も甚だしいよってことでも立派な理由だと思います。結局は自分のためにやってるんです。自分の存在理由のために。
ちょっと説教くさい日記になってきましたが、もう1つ。ちょっとだけ不思議な話。
借金返済に悩んで?神戸の実家で寝込んでいたとき、ままは、心配して、隣の花屋で
働いている占い師をよんできました。銀行や、医者を呼んでこないところが、ままの変人指数の高さを物語っています。いわゆる(見える人)で、(大丈夫、この人はきっとままより幸せな人生を送ります。元気になります>と断言しました。ままは、(私より幸せな人生なんて、どあつかましい!)と激怒していましたが、その後、1ヶ月ほどで私は見事に脱出しました。そのとき、世間話におじさんが言ったのは、(もうすぐ死ぬ人ほどはっきり分かる人はいない)ということ。じゃあ、そういう人はどうしたらいいの?って聞くと、(ボランテイア)なんだって。道に落ちてるごみを拾うとか、困っている人に寄付をするとか、とにかくいいことをするんだって。ふーんってそのとききいてたのね。そしたら、そのおじさん、しばらくして末期ガンが見つかって、身よりもない貧乏なおじさんは、(手遅れです)って宣言されたんだって。(あのおじさん、自分の事は見えなかったんだ)と思いました。で、そっから、近所付きあいが激しいママカレー屋、隣花屋、隣ステーキ屋では、痩せゆくおじさんのために、お金を集め、おいしいものを毎日差し入れし、果てはお葬式の費用まで積み立てたのね。私も少ないながら寄付しました。でもおじさんは、どんどん痩せていって、もうあんまり花屋さんでも働けなくなってきたんです。で、みんなも、しーんってなっていたある日、おじさん、復活したの。癌が消えたの。これはね、本当にびっくりな話で、みんなも、(癌っていってたの、嘘??)って全員思ったらしい。病院に付いていった人もいたので、本当に末期癌だったそうなんだけど、私は、おじさん、なんかすっごいボランテイアしたんだなあって思いました。だって自分で言ってたから。
 この話があってから、おそろしくなった私は自分のために寄付をしています。自分の幸せのための保険です。自分に余裕があるときは、困った人を自分の余裕の分だけ助けてあげればいいと思う。それは、絶対返ってくるから。だって私はここ2年、平穏です。3年間、ほんっとに恐ろしいことが鬼のように起こってたのに、、、と最後はなんか、変な話でしたね。


2005-03-29 12:53  nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(1) 
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コメント 2

はじめまして。
読んでいて、なんとなくわかるような気がしました。
by (2005-03-29 18:41) 

差し出がましいですが

「アウシュ」とはなんでしょうか?
アウシュビッツのことでしょうか。でしたらあまりそのような表現を気安く使うべきではないと思うのですが、こちらの勘違いでしたらすみません。
by 差し出がましいですが (2005-03-30 17:53) 

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